1日に複数部位を鍛える
(全身ではなくてもよい)
部位ごとに鍛える日を分ける
例) 胸の日、脚の日、背中の日

Youtuberはみんな分割法だけど全身法ってどうなの?
人によってはアリです!この記事では全身法のトレーニングの一例を紹介します。
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(気になったらタップ!)
筋トレの全身法のメニューは初心者にも向いている?
全身法は初心者にも向いている
全身法のトレーニングが向いているのは以下のような人です。最も重要なのは、パワーラックを長時間使えることかもしれません。
トレーニーとしての特徴
- 筋トレ初心者
 - とにかくBIG3を強くしたい人
 
やれる環境にある人
- 空いている時間にジムに行ける人
 - パワーラックを持っているホームトレーニー
 
よし私は空いている時間を狙ってジムにいってます
トレーニーとしての特徴は?
筋トレ初心者
筋トレ初心者は全身法がよいとも言われています。これは成長スピードが速いためです。やるたびに自己ベストが更新できるような人と考えてください。

やるたびに記録を更新してしまう段階の人が分割法にすると成長の機会を損ねる恐れがあります。成長スピード >トレーニング頻度 という状況です。
筋肉頻度上げてくれたらもっと成長できるのに!
※本来、筋肉は喋らないです。
イメージしやすいように分割法と全身法で1週間のトレーニング例を書いてみました。機会損失なく、効率的に成長できることが分かるかと思います。


筋肉の順番待ちがなくなるので、初心者のスタートダッシュには効果的です!
とにかくBIG3を強くしたい人
とにかくBIG3を強くしたい人は全身法がオススメです。週3回でトレーニングをしている人が1か月で各種目を何回ずつできるかを表にまとめました。
| 種目 | 分割法 | 全身法 | 
|---|---|---|
| スクワット | 4回 | 12回 | 
| ベンチプレス | 4回 | 12回 | 
| デッドリフト | 4回 | 12回 | 

たったの月4回!?
重量を追うというのであれば、テクニックや精度によるところもかなり大きいため、頻度を増やすことが成長のカギとなってきます。周期的に分割法と全身法を繰り返すというのもよいかもしれません。
長時間やれる環境にある?
これに関しては説明不要かと思いますので省きます。以下のような方が全身法に向いていますね。
- 空いている時間にジムに行ける人
 - パワーラックを持っているホームトレーニー
 
Sho fitness
動画で全身法について学びたい方は以下の動画もおすすめです。
- 全身法が無理そうだなと思ったら?
 - 
分割法をやりましょう!以下の記事を参考にしてみてください。
 
全身法の筋トレメニュー (週3/週4/週5)
この記事では以下の3つの全身法メニューを紹介します。
| メニューの名前 | 向いている人 | 
|---|---|
| Starting Strength | 初心者 | 
| Texas method | 中級者~上級者 | 
| 本サイトオリジナル | 柔軟性がない人 | 
Starting Strengthの概要
初心者向けの定番メニューのようなトレーニングで、以下をまとめて学びながら、効率的に成長していこうというものです。
- 体の動かし方
 - バーベルトレーニングの基礎
 - 漸進性過負荷の法則 
(徐々に重くして、強くなっていく) 
概要
バーベルトレーニングを学ぶプログラムとして世界的に有名です。
| 名前 | Starting Strength | 
|---|---|
| 頻度 | 週3日 | 
| 期間 | 成長が終わるまで | 
| 種目 | ・スクワット ・ベンチプレス ・ショルダープレス ・デッドリフト ・パワークリーン ・懸垂  | 
| 詳細 | Starting Strengthの詳細へ | 
参考
参考サイト:Starting Strength
参考書籍:
- AthleteBody.jpの八百 健吾さんが翻訳に携わった日本語版もあります。
 
Texas methodの概要
中級者~上級者向けで以下のように曜日によってトレーニングの目的を分けたものになっています。
- ボリューム重視の日
 - リカバリーの日
 - 強度を高める日
 
概要
Starting Strengthで成長が止まった人が次に取り組むプログラムとしてもオススメです。
| 名前 | Texas method | 
|---|---|
| 頻度 | 週3日 | 
| 期間 | 自由 | 
| 種目 | ・スクワット ・ベンチプレス ・ショルダープレス ・デッドリフト ・バックエクステンション ・懸垂  | 
| 詳細 | テキサスメソッドの詳細 | 
参考
参考サイト:Texas method
本サイト オリジナルの概要
肩甲骨と股関節の柔軟性を獲得しながら、将来的に本格的な全身法に取り組もうと思っている人向けのトレーニングメニューです。
- BIG3をやるうえで柔軟性が不十分だと感じている
 - 体の左右差が気になっている
 - いきなり全身法でトレーニングの強度を出す自信がない
 
| 名前 | 募集中! | 
|---|---|
| 頻度 | 6日周期 (2日トレーニング 1日オフ×2)  | 
| 期間 | 柔軟性を獲得するまで | 
| 種目 | ・スクワット ・ベンチプレス ・デッドリフト +いろいろ  | 
| 詳細 | 本サイトオリジナルの詳細 | 
\ 体のケアには以下がおすすめ! /
Starting Strengthのメニュー (全身法: 週3 / 初心者向け)
トレーニングの進め方
トレーニングは以下のように進めていきます。種目のあとの数字は 回数 × セット数 を表しており、 5×3 であれば5回を3セットです。
- 3段階に分かれている
 - 段階ごとにメニューは2種類 (A/B)
 - 週3回のトレーニングでA⇒B⇒AとB⇒A⇒B繰り返し
 - トレーニングは連日では実施しない
 
段階① (2週間)
最初の2週間のメニューです。
| Day Aの メニュー  | スクワット 5×3 ベンチプレス 5×3 デッドリフト 5×1  | 
| Day Bの メニュー  | スクワット 5×3 ショルダープレス 5×3 デッドリフト 5×1  | 
| 期間 | 2週間 (A ⇒B⇒A⇒B⇒A⇒B)  | 
| 重さ | スクワット/デッドリフトは+5kg,ベンチプレスは+2.5kgを毎回増やす | 
メリット・デメリット
メリット
- 効率的にスタートダッシュができる
 
デメリット
- 指導者がいないとやるのが難しい
- 重量設定が難しい
 - フォームが分からない
 
 
\ フォームチェックには三脚がおすすめ /
テキサスメソッドのメニュー(全身法: 週3 / 中級者以上向け)
トレーニングの進め方
- 週3回のトレーニングで日ごとに目的が分かれている
 - 5RMの強度を伸ばしていく
 - トレーニングは連日では実施しない
 
DAY1 (ボリューム重視)
| 種目 | 重量 | 
|---|---|
| スクワット (5×5) | 5RMの90% | 
| ベンチプレス (5×5) | 5RMの90% | 
| デッドリフト (5×5) | 5RMの90% | 
Texas methodの1週目のメニュー作成には以下の計算ツールを活用してください。2週目以降は、ご自身の成長に合わせて増やしていってください。
メリット・デメリット
メリット
- シンプルで分かりやすい
 - 4rep以下を扱わないので怪我のリスクが低い
 
デメリット
- rep数が5回のみで単調
 
\ 食いしばりから歯を守ろう /

オリジナル筋トレメニュー(全身法: 週4~5)
トレーニングの進め方
- Day1~Day6を繰り返す
 - BIG3とオーバーヘッドプレスは強度を出すことが目的
 - 補助種目は可動域の拡大と次回種目への準備を意識
 - 全種目を全力で追い込まず、目的を意識する
 
ウォームアップ
股関節と肩甲骨のストレッチを意識して選んでいます。
- アダクション
 - アブダクション
 - ロータリートーソ
 - ラットプルダウン
 - バックエクステンション
 - レッグプレス
 
DAY1
| 種目 | 目的 | 
|---|---|
| スクワット | 強度 | 
| ランジ ブルスク  | 下半身補強 股関節ストレッチ  | 
| ラットプルダウン 懸垂  | 上半身補強 肩甲骨ストレッチ  | 
- ブルスク: ブルガリアンスクワット
 
よしメインは赤の種目です!
各種目の考え方
BIG3
- トップシングルとメインセット(3RM~6RM)の強度を上げていく
 - 主軸のため、疲労があっても頑張る
(その他の種目で疲労を抑える) 
補強種目
- 疲労次第ではボリュームを減らす
 - 追い込まずにストレッチや柔軟性獲得をメインとする
 
関節と方向まとめ
多くの方向に関節を動かせるように種目をばらしています。
| 関節 | 向き | |
|---|---|---|
| ランジ ブルスク  | 股関節 | 前後 | 
| RDL グッドモーニング  | 股関節 | 屈強/伸展 | 
| ラットプルダウン 懸垂  | 肩甲骨 | 上からのプル | 
| ローイング | 肩甲骨 | 前からのプル | 
| ペックフライ | 肩甲骨 | 前後 | 
| ディップス | 肩甲骨 | 下へのプッシュ | 
| OHP | 肩甲骨 | 上へのプッシュ | 
【補足】
体の左右差が大きい人はワンハンドローイングやロータリート―ソ、サイドベントなど左右非対称の種目を増やしてもよいと思います。
\ トレーニングベルトの選び方は? /
まとめ
全身法に興味がある方に向けて、3パターンで例を紹介しました。
全身法が向いているのは
- パワーラックを長時間使える人
 - 筋トレ未経験~初心者
 - BIG3が強くなりたい人
 
紹介したメニュー
Starting Strength
- 筋トレ未経験~中級者向け
 - 週3回
 
Texas method
- 筋トレ中級者向け~上級者向け
 - 週3回
 - 計算ツールあり
 
本サイト オリジナル
- 体が硬い人向け
 - マイルドな全身法にチャレンジしたい人向け
 
全身法で一緒にBIG3をがんばりましょう!

こっちもおすすめ!
本サイトではBIG3に役立つ道具のレビューを多数おこなっています。










					




















