おすすめのリストラップ
- もっと硬いのが欲しい人はA7(スティッフ)やSBD(スティッフ)
リストラップはベンチプレス何キロから?
リストラップは何キロから?
人によっては、痛みが出始めるラインだと思いますので、それよりも前に付け始めましょう。また、ただ付けるのではなく、自分の実力に合わせた硬さのリストラップを選ぶことが大切です。
- 体重が70kgの人の場合
リストラップを早めに付けたほうがいい人
以下のような人は早めにリストラップを付けたほうがよいでしょう。
- 体の左右差が大きい
- 周りに指導者がいない
体の左右差が大きい
体の左右差が大きい場合は片方の手首の負担が大きくなりがちです。以下の記事も参考にしてください。
周りに指導者がいない
周りに指導者がいない場合は手首に負担のかからないバーの握り方ができていない場合が多いです。握り方については以下の記事で説明しています。
リストラップは硬さで選ぶのがおすすめ
リストラップは以下の4つの項目で選ぶことをおすすめします。
リストラップの硬さを比較
リストラップを選ぶ上で、硬さは最重要項目です。手首を保護して安定性を高めるのが役割ですから当然とも言えるでしょう。


リストラップの硬さ比較
ざっくりとベンチプレスの目安を書くと以下のような感じです。硬め = 競技用 ですので、趣味でやっている人が最初から買う必要はありません。まずは柔らかい物から使い始めて、上達に合わせて硬い物に変えていきましょう。
硬さ | 目安 |
---|---|
柔らかめ | ~70kg |
普通 | 70~100kg |
硬め | 100kg~ |
リストラップの長さを比較
リストラップの長さは基本的に以下の2パターンです。海外製のものもあるのでインチも併記しました。
- 30cm (12インチ)
- 60cm (24インチ)
リストラップの大半は60cmですので、基本的には60cmのものを選び、特に手首が細い人だけ30cmを選ぶイメージです。
30cm | あまりおすすめしない |
60cm | だいたいの人 |
【補足】
ベンチプレスを競技として行っている人のなかには100cmのものを使っている人もいます。重量が伸びてきて必要性を感じたら候補として考えてみてください。
40cm以下の長さを選んだ場合
私は手首が17cmですが、40cmしかないと境目がギリギリ2周巻けるかどうかです。手首を保護する目的としては不十分と言えるので、60cmを選ぶのが無難です。


リストラップの見た目を比較
リストラップを巻くことが習慣化してくるとセット前のルーティーンのようなものができてきます。見た目はかなり差がありますので、気に入るものを探してみましょう。



SBDなどは定期的に期間限定カラーの商品が出るので、自分しか使っていないカラーにすることもできます。
リストラップの価格を比較
始めは安いものでいいと思います。価格は基本的に硬さ(≒素材の丈夫さ)で決まりますので、硬さで選べば問題ありません。
安い / 柔らかい | 1000円前後 |
---|---|
普通 / 普通 | 3000円前後 |
高い / 硬い | 6000円前後 |
おさらい
- リストラップでは硬さと見た目が重要!
- 成長に合わせて硬い物に買い換えよう!
硬さ別のおすすめのリストラップ3選
実際に私が使ったおすすめを紹介します。使用に関する情報もセットで記載しておきますので、交換頻度やどのくらいの重量から使い始めるかの参考にしてください。

ジムでもよく見かける王道ばかりだよ!
また、長さと硬さのまとめ表も作成しました。今後の買い替えの参考にしてみてください。

FERRY(硬さ:柔らかい)
ベンチプレス90kgを超えたあたりから手首に違和感を覚え始めたので買いました。もう少し早めに使い始めたほうがいいです。

価格 | 約1000円 |
---|---|
長さ | 50cm |
硬さ | 柔らかめ |
使用期間 | 約1年 |
自己ベスト | 90kg⇒105kg |
初めてだったのでとりあえず安いものを選びました。洗濯を繰り返しているうちにボロボロになったので買い換えました。
シーク(硬さ:普通)
見た目はFERRYとよく似ているんですが、少し硬く、長いので固定力が高いです。

価格 | 約3000円 |
---|---|
長さ | 60cm |
硬さ | 普通 |
使用期間 | 約1年 |
自己ベスト | 105kg⇒117.5kg |
こちらも1年くらいで買い替えました。使い込んだのもあるかもしれませんが、110kgくらいから少し固定力が弱いと感じるようになりました。
SBD (フレキシブル):やや硬い
現在はSBDのリストラップを使っています。

価格 | 約5000円 |
---|---|
長さ | 60cm |
硬さ | 硬め |
使用期間 | 7か月 |
自己ベスト | 117.5kg⇒130kg |
使ってみると想像以上の固定力でビックリすると思います。吸い付くような感覚があり、他2つとは比にならないような安定感があります。もう少し早めに買っておけばよかったと思っています。
もっと硬い上級者向けは? (A7 / SBD)
私は今後、以下のような順番で買い替えをしてみようと思っています。
- A7(スティッフ)
- SBD(スティッフ)
Youtube
パワーチューブのウッシーさんが動画の中で「A7のスティッフはSBDのフレキシブルとスティッフの間くらい」と言っていたので次はA7を試してみようと思っています。
リストラップでよくある疑問
リストラップはどうやって洗う?
私の場合は1000円のFERRYや3000円のShieckのリストラップは頻繁に洗濯機で洗っていました。いま使っているSBDは手洗いしています。

手首が痛い場合でも効果はある?
既に痛みがある場合は、無理をしないようにしましょう。以下のような対策をとってください。
- 整形外科を受診する
- 痛くないポイントで持つ練習をする
- 手首のストレッチをする
ファットグリップを使ってよいポイントで持つ練習をするのもおすすめです。また、日頃から手首のストレッチを行い、可動域を広げておくのも重要です。
【参考】
リストラップとグローブは併用してもよい?
リストラップとグローブは併用しても問題ありません。ボーディービル日本チャンピオンの横川尚隆さんもよく併用しています。
Youtube
大会で付けてもよい?公認は?
【IPF公認リストラップの例】
- SBD
- A7
- Titan
- Inzer
- ONI
まとめ
硬さ別におすすめのリストラップを紹介しました。
この記事の内容
重要ポイント
- リストラップは硬さと見た目で選ぶ
- 必要性を感じるよりも少し早めに使ったほうがよい
- 安い物は洗濯機で洗ってOK
怪我を防ぎながら、ベンチプレスを強くしていきましょう!

FERRY
SBD (フレキシブル)