自分のフォームをチェックしたい
パーソナルトレーナーなどを付けずに独学で筋トレをしている人にとって動画でのフォームチェックは必須とも言えます。トレーニング中の感覚に加えて、客観的なフォームチェックをやるかやらないかで上達スピードはかなり違ってきます。
ただ、フォームは撮る角度によってかなり見え方が変わってきます。そのため、いろんな角度から撮影できる三脚はかなり便利です。私が実際に撮った画像も載せていますので三脚選びの参考にしてみてください。
\ 実際に使っている三脚はコレ /
上が伸びる
下が伸びる
筋トレ動画を三脚/スマホスタンドで撮影するとどれくらい違うか
まずは撮る高さや角度の違いでどれくらいフォームの見え方が違うかを実感してみてください。
【補足】
基本的に上から撮ったほうが周りの映り込みを制限できます。他人への配慮が必要な公共のフィットネスジムでは特に重要かと思います。
スクワットの見え方の違い
スクワットでは撮る角度によってしゃがみの深さが変わって見えるのが特徴です。体の角度はだいたい一緒に見えるので上半身を評価したいか、下半身を評価したいかで使い分けるとよいでしょう。
- 腰の状態が分かりやすい
- 担ぎの状態が分かりやすい
- 少ししゃがみが浅く見えることも
- しゃがみの深さが判断しやすい
- 腰の状態が分かりにくい
- 担ぎの状態が分かりにくい
ベンチプレスの見え方の違い
ベンチプレスは撮る高さによって最も見え方が変わってきます。フォーム全体がチェックできるので基本は上から撮影し、ときどき下から撮影してアーチの高さや肘の落ち具合などをチェックするのがよいでしょう。
- 挙上の左右差が分かりやすい
- ひじの状態が分かりやすい
- アーチの状態は見えにくい
- アーチの状態が見やすい
- セーフティーバーが被ってしまう
- 挙上の左右差が分かりにくい
デッドリフトの見え方の違い
デッドリフトではどちらの撮り方も一長一短です。下からのアングルは全体を収めやすく、上からのアングルは体幹の曲がり具合を理解しやすいです。フォーカスしている点に応じて使い分けましょう。
- 胸の曲がりが分かりやすい
- 腰の曲がりが分かりやすい
- 広角でないと全体を収めにくい
- フィニッシュを画角に収めやすい
- 真横はウエイトが被ってしまう
- 肩の状態が分かりにくい
【補足】
広角レンズで撮影したほうがフォームが分かりやすく、三脚を遠くに置く必要もなくなります。SNSでも映えるのでおすすめです。
筋トレ動画をスマホで撮影するための三脚/スマホスタンドの種類
スマホ用の三脚の種類
スマホ用の三脚には大きく分けて以下の3種類があります。
- くねくねスタンド
- 上が伸びるスタンド
- 下が伸びるスタンド
スマホ用三脚の特徴を比較
3つの三脚にはそれぞれ以下のような特徴があります。
くねくね | 上が伸びる | 下が伸びる | |
---|---|---|---|
置ける場所 | |||
高さ | |||
安定性 | |||
特徴 | 足が曲がる | 自撮り棒にも | 一眼レフにも |
くねくねスタンド
くねくねスタンドは足が曲がるので下に置くだけではなく物に固定できるというのが特徴です。ただ、足が曲がってしまうので意外と真っ直ぐ立てるのが難しいです。私が持っているのは「UBeesize」のものです。
工夫次第でいろんな場所に
真っ直ぐ立てるのが難しい
上が伸びるスタンド
上が伸びるスタンドはスティック状に収納できてコンパクトなのが特徴です。自撮り棒としても手に持って使うこともできます。ただあくまでもスマホ用であり、一眼レフなどに使うのは少し心配ですね。
コンパクトに収納
安定感には少し劣る
下が伸びるスタンド
足側が伸びる「THE・三脚」というタイプです。高価なスマホを使う人や一眼レフとの共用を考えている人におすすめです。
とにかく安定感がある
かさばる&重い
筋トレ動画をスマホで撮影するのにおすすめの三脚/スマホスタンド
高さ調節できるものがおすすめ
全て3000円以内で買えて値段はそこまで変わらないのでトレーニングフォームの撮影用であれば高さ調節できるものがおすすめです。
- 自撮り棒と兼用したい人:上が伸びる
- 一眼レフと兼用したい人:下が伸びる
三脚の高さ調節のイメージ
下が伸びるタイプ
私が実際に購入した「XXZU」の三脚の高さ調節のイメージを紹介します。だいたいの三脚が基本的には5段階の高さ調整ができます。なお、脚の長さは伸ばし切らない状態でも固定ができるので間の高さで刻むことも可能です。
高さ① | 52cm |
高さ② | 76cm |
高さ③ | 101cm |
高さ④ | 128cm |
高さ➄ | 152cm |
三脚の角度調節のイメージ
下が伸びるタイプ
こちらも私が実際に購入した「XXZU」の三脚の高さ調節のイメージを紹介します。下が伸びるタイプの三脚では3方向すべての角度調整ができるので、ちょっとした微調整がかなりやりやすいです。
上が伸びるタイプ
上が伸びるタイプの三脚では1方向のみ角度変更ができました。定点で筋トレのフォームを取る用途では全く問題がありませんが、別用途で使う場合は使いにくい可能性もあります。
まとめ
トレーニングフォームのチェックに使えるスマホ用の三脚について紹介しました。
おさらい
- 撮る高さによってフォームの見え方が違う
- スマホ用三脚の種類は大きく分けて3つ
- 多段階で高さ調節できるものがおすすめ
上が伸びる
下が伸びる
いろいろな角度から自分のフォームを確認することで新たな発見があり成長スピードも速くなります!分析力も身に付けて周りに差をつけましょう!
\その他の道具もチェック!/