\ノートリアスリフト/

デッドリフト専用シューズであるノートリアスリフトについて紹介します。間違いなくおすすめできる商品です。
デッドリフト専用シューズ「ノートリアスリフト」とは?
まずはノートリアスリフトという靴の概要について紹介します。ノートリアスリフト以外のデッドリフトシューズについては以下で紹介しています。
ノートリアスリフトとは?
ノートリアスリフトは2018年にアメリカで設立された会社で主にデッドリフト専用シューズを販売しています。日本でもパワーリフターの間では普及しつつあります。
\ナロースタンス専用/




スタンスによって異なるデザイン
ノートリアスリフトはデッドリフトのスタンスによって異なるコンセプトで作られているのが特徴です。
- NOTORIOUS LIFTERS
(ナロースタンス用) - SUMO SOLE
(ワイドスタンス用)
- ワイドはGEN1,GEN2, GEN2.5の3ラインナップ
ワイドデッドリフトでは地面に対して斜め方向に力を加えるので、横方向のホールド力を持つ靴が求められます。そのためワイドスタンス専用の「SUMO SOLE」ではサイドウォールが高めに設計されています。
国内外で多くの選手が履いている
2022年11月に行われた第37回関東パワーリフティング選手権大会でも多くの選手がノートリアスリフトを着用していました。国体や世界選手権などでもよく見かけます。
\愛用する有名リフター/
デッドリフトシューズのノートリアスリフトのサイズ感や横幅
次にノートリアスリフトのサイズ感について紹介します。
普段通りのサイズでOK
靴のサイズは普段履きのものと同じサイズで大丈夫です。また、MBC POWERのサイズ換算表を参考に選ぶとぴったりでした。私の場合は42を中敷きを入れたまま履いています。

日本の靴サイズが下記換算表の中間の場合(例:27cm)、中敷きを使用する場合は大きい方のサイズ(サイズ42)、使用しない場合は小さい方のサイズ(サイズ41)がオススメです。
かなり幅広のデザイン
もともと履いていた ワークマンの作業靴 と比較してみました。靴底の厚さはそこまで変わりませんが、4E設計の作業靴と比べても指先の幅が広いですね。
- 一般的に靴の幅にはE~5Eまであり、5Eが最も幅が広い


デッドリフトシューズのノートリアスリフトのレビュー
足裏の力を実感しやすい
ノートリアスリフトを履いてまず最初に感じたのは「地面からの圧」です。いままで以上に足裏の部位ごとに圧が感じられるようになりました。いままで履いてきた靴のなかでダントツに母指球/小指球/かかとの圧力を意識しやすいです。

ホールド力に優れている
ただ足裏の圧が感じやすいだけでなく、足の甲まわりのホールド力に優れているのも実感できました。厚手の靴下のような伸縮性のある素材と2つのストラップのおかげです。
- SUMO Gen 2.5はストラップが1つです

締め付けがあるのに窮屈じゃない
少し経ってから実感したのは「ホールドされているのに窮屈じゃない」ということです。素足感覚に相反する性能とも思われるホールド力を加えることでノートリアスリフトは成り立っています。

ホールド力がないのでサイズを詰めるしかない
⇒指が動かせなくなり、素足感覚が失われる
前に履いていたワークマンの作業靴では靴が足からズレてしまうので1cm小さい26cmにしていました。結果的には指先が詰まってしまい素足感覚は失われていました。


ノートリアスリフトは足の甲まわりがホールドされているおかげで指がかなり自由に動きます。指を上げると足の形がうっすらとわかるほどです。薄さとホールド力の両立こそがノートリアスリフトが人気な理由だと感じました。
デッドリフトシューズのノートリアスリフトの買い方
国内はMBC POWERから

ノートリアスリフトの購入は日本唯一の正規販売店であるMBC POWERさんがおすすめです。MBC POWERはパワーリフティングの大会のスポンサーを務めていたり、最高峰のELEIKO製品を積極的に輸入するなど、かなり熱意を持って活動されています。
【参考】
MBC POWERでは海外製品の販売以外にオリジナルの製品開発もされています。ホームジムを作ろうとしている方はぜひチェックしてみてください。
楽天市場でも購入が可能
MBC POWERさんは楽天市場にもショップがあります。以下の2点が購入可能です。
- Notorious Lifters (ナロー専用)
- Sumo Sole Gen1 (ワイド専用)
海外からの輸入
海外の公式ストアから購入することも可能ではあります。購入に慣れている人やドルを保有している人は検討してみてください。
ノートリアスリフトはスクワットやベンチプレスにも使える?
指先が使えるのでおすすめ
指先に感覚が分かりやすいので、ベンチプレスやスクワットにもおすすめです。私の場合、鈴木佑輔さんの解説を参考に 「つま先⇒かかと⇒お尻」の順にフォームを組んでいるので、特にベンチプレスで違いを実感しています。
【参考動画】
足首が硬いならスクワットシューズ
ノートリアスリフトでもスクワットは可能ですが、以下のような場合はスクワットシューズをおすすめします。
- 足首が固い
- 床が少し柔らかい
足首が固い
足首が硬いのであればスクワットシューズをおすすめします。軽めの重量でポーズスクワットをするときや、補助種目でブルガリアンスクワットをするときはノートリアスリフトを履いてみるというのも良いかもしれません。
床が少し柔らかい
ノートリアスリフトは靴底が柔らかいのでデッドリフト専用プラットフォームなど床が硬いところで使うのに向いています。スクワットをするときに床が少し柔らかい場合は靴は硬めのものを履いたほうが安定すると思います。

まとめ
デッドリフト専用シューズであるノートリアスリフトをレビューしてみました。
おさらい
- スタンスごとに最適化されたデザイン
- 国内外で多くの選手が履いている
- 普段履きのサイズで購入してOK
- 指先が自由に動かせ、圧も感じやすい
- その他の種目でも使いやすい
デッドリフトにハマっている人には間違いなくおすすめです。一緒にワンランク上を目指しましょう。
