リストラップの巻き方を教えて!
リストラップの巻き方はなかなか奥が深いです。この記事では通常の巻き方から、一部の人のみがやっているちょっと変わった巻き方などを紹介します。
- 基本的な巻き方
- 内巻きと外巻きの使い分け
- 親指を通さずに巻く方法
- BIG3 Total 525kg
- ベンチプレス 135kg
- SBD フレキシブルを愛用中
おすすめのリストラップ
いままで私が使ってきたリストラップです!
ベンチプレスなどの筋トレでのリストラップの巻き方/使い方
まずは筋トレのリストラップの基本的な巻き方を紹介していきます。
リストラップの基本的な巻き方
実際の画像付きでリストラップの巻き方を説明していきます。
巻き数はリストラップの長さによって少し変わります
【参考情報】
A7のリストラップは親指用のループが上下の両方についているので左右の区別がありません。
リストラップを巻いたら親指のループは外す?
リストラップを巻いた後は親指を外すのが正しい使い方ですが、大会に出ない人は正直あまり気にしなくてもよいです。
親指ループをしたまま試技をすることは禁止する。
出典:日本パワーリフティング協会 ルールブック
ループが柔らかいリストラップの場合
親指をループに通したままでも、特に不自由なく親指が動くので悪影響はないです。
ループが硬めのリストラップの場合
親指にループを通したままだと、全く親指が動かないのでこのままトレーニングをしようという気になりません。親指を外すかどうかというよりは不自由なくトレーニングができるかで考えてください。
【参考】
AZLIVのリストラップでは親指ではなく小指に通す巻き方が推奨されています。小指に通したほうが指に負担がかかりにくく、ループも痛みにくいので長持ちします。
リストラップを巻くときの手首の角度
リストラップを巻くときは最終的な手首の角度に合わせてあらかじめ調整しておくのもおすすめです。
- 手首を立て気味
- 手首を寝かせ気味
おさらい
- リストラップはループから親指を外すのが正しい
- でも、不自由なくできるのであれば気にしなくていい
- 巻く前にある程度、手首の角度を決めておこう
筋トレのリストラップの巻き方には内巻きと外巻きがある
リストラップには内巻きと外巻きがあります。それぞれの違いとどんな人に向いているのか見ていきましょう。
内巻きと外巻きの違い
リストラップの内巻き or 外巻きは手首の内側と外側のどちらをより守りたいかで決めましょう。
参考に60cmのリストラップを巻いた場合の例を以下に示します。最初に巻き始めたほうが1周分多く巻けます。より保護力が強くなるということですね。
外巻き | 内巻き | |
---|---|---|
手首の内側 | 3周分 | 4周分 |
手首の外側 | 4周分 | 3周分 |
内巻きと外巻きの選び方
一例ですが、以下のような考えで決めるとよいでしょう。私は曲げて握っているので外巻きを採用しています。
外巻き | 内巻き |
---|---|
手首を曲げて握る | 手首を立てて握る |
関節を保護する | 手首の角度を固定 |
厳密には腕のねじれにも影響
少し難しい話ですが、内巻きと外巻きでは手首がねじれる方向が変わります。手首のねじれは腕のねじれに繋がり肩の回転にも関わってきます。少し脇を閉じる意識を持ちたい人は外巻きにしてみてもよいかもしれません。
Youtube
動画で巻き方を観てみたい方は以下もチェックしてみてください。BURST LIMITのKE-TAさんの動画です。
おさらい
- 内巻きと外巻きは保護したい場所によって使い分ける
- グリップ時の手首の角度で決めるのもおすすめ
SBDなどの競技用リストラップの巻き方/使い方
最初に紹介したSBDなどのリストラップはかなりループが丈夫です。そういったリストラップ専用の巻き方です。
親指のループを外すのが大変
SBDのリストラップを持っている方は分かると思いますが、ループが硬いと親指から外すのがかなり大変です。反対の手の爪が肌に食い込む形になることもあります。
ループに親指を通さずに巻く
ループがかなりしっかりしているリストラップの場合は最初から親指を通さずに挟むだけというのもおすすめです。少し慣れが必要ですが、巻き終わったあとにスムーズにトレーニングに移れます。
大会に出るような硬めのリストラップを使っていて巻きにくいと感じている方は、親指を通さない巻き方も試してみてください。
長いリストラップの巻き方
SBDなどのリストラップには100cmの長い物もあります。安定感はありますが巻きにくいのが難点なので「KE-TA巻き」を試してみるのもおすすめです。
おすすめのリストラップ
まとめ
定番のトレーニングギアであるリストラップの巻き方について詳しく説明しました!
この記事の内容
重要ポイント
- 巻いたら親指を外す
- 保護したい場所で内巻きと外巻きを使い分ける
- 親指を通さない巻き方もある
ベンチプレスを楽しみながら強くなっていきましょう!
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