![](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/04/boy-worry.png)
デッドリフトってどんな持ち方があるの?
デッドリフトの持ち方に苦労している人はかなり多いはずです。私も少し慣れてきて100kg以上を持ち始めたときは苦労しました。この記事では一般的な握り方から少し変わった持ち方まで紹介しています。
![よし](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/04/20220412_013223814_iOS-edited-1-150x150.jpg)
- BIG3 Total 525kg
- デッドリフト 210kg
- ノートリアスリフトを愛用中
\ おすすめのデッドリフトシューズ /
![](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/11/notorious-lift-1.png)
デッドリフトの一般的な持ち方/握り方/グリップの種類
デッドリフトの一般的な握り方には2種類があります。
- ノーマルグリップデッドリフト
- オルタネイトグリップデッドリフト
ノーマルグリップのメリット・デメリット
どちらの手も順手で握るグリップのことです。メリットは左右対称に持てることでデメリットはグリップ力が弱いことです。
![コンベンショナルデッドリフト](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/04/conventional-deadlift.png)
- 体の左右差が影響しにくい
- 負荷の左右差が発生しにくい
- グリップ力が弱い
手が痛い場合は
手が痛い場合は手のひらで握りこむのではなく、指先に引っ掛けるように持つようにしましょう。手のひらで握りこんだ場合は、マメやタコもできやすくなります。
![手のひらで握るデッドリフトの持ち方](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/11/dead-grip-1.png)
![指先で握るデッドリフトの持ち方](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/11/dead-grip.png)
グリップが保持できない場合は
グリップが保持できない場合は リストストラップ やパワーグリップを使いましょう。競技として行っていない場合は、素手のデッドリフトにこだわる必要はないので、すぐにでもトレーニングギアの力を頼ってください。
![リストストラップ](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/09/wrist-wrap-setting.png)
![パワーグリップ](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/06/deadlift-grip.png)
【参考】
トレーニングギアの使い分けについては以下の記事を参考にしてみてください。
オルタネイトグリップのメリット・デメリット
片側を順手、片側を逆手で握ることです。素手で高重量を持つときはこの持ち方をすることが多いです。
![オルタネイトグリップのデッドリフト](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/04/alternate-grip-deadlift.png)
- グリップ力が強い
- 体に左右差ができやすい
- 体の左右差が持ち方にも影響する
片側が逆手のオルタネイトはなぜ効果的?
手からグリップが外れるときにはバーベルに回転する力が生まれています。手の握り方が逆になっていると、右手と左手で回転方向も逆になります。手の緩みが相殺されることでグリップが外れにくくなります。
![オルタネイトグリップの効果](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/11/dead-grip3.png)
【補足】
オルタネイトグリップでは肩甲骨の左右差が挙上に影響してしまいます。持ち上げる段階でバーベルの高さが左右で違うということが簡単に起きてしまいます。体への負担も大きいので左右差が小さくなるようにストレッチを欠かさないようにしましょう。
\ おすすめのパワーグリップ /
![ALL OUTのパワーグリップ](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/06/deadlift-allout2.png)
ALL OUT
(最初の1つなら)
![VERSA GRIPSのパワーグリップ](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/06/deadlift-goldgym.png)
VERSA GRIPPS
(買い替えなら)
少し変わったデッドリフトの持ち方/握り方/グリップの種類
- フックグリップデッドリフト
- スナッチグリップデッドリフト
- リーブス・デッドリフト
フックグリップデッドリフト
親指を巻き込んで握るグリップのことです。競技者のなかでも一部の方が大会レベルで実践しています。
- グリップ力が強い
- グリップを少し浅くできる
- 親指に負担がかかる
- やれる回数が少ない
かなり親指に負担がかかるので練習を全てフックグリップでやり切るというのは現実的ではありません。ボリュームをこなす場合は、パワーグリップやリストストラップを使いつつ、本番に向けてピンポイントで使うような場合が多いです。
スナッチグリップデッドリフト
スナッチをするような手幅の広いデッドリフトのことです。ウエイトリフティングをメインで行っている人はスナッチやクリーン&ジャークの補助種目としても使えます。
![スナッチグリップデッドリフト](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/04/snatch-grip-deadlift.png)
- 前腕への刺激が少し強くなる
- 広背筋などへの刺激が強まる
リーブス・デッドリフト
ウエイト部分を持つデッドリフトのことです。プレートを握る必要があるため、より前腕の動員が強まります。ヘックスバーなどがない人は代用してみてもいいかもしれません。
【参考】
前腕を鍛えるデッドリフトをやりたい方はファットグリップを使ってデッドリフトをやるのもおすすめです。
\ おすすめのストラップ /
デッドリフトの持ち方/握り方/グリップのまとめ
紹介したデッドリフトをまとめると以下のようになります。刺激を変えたいときにいろいろと試してみてください。
デッドリフトの持ち方/握り方のまとめ表
ノーマルグリップ | 基本系 |
---|---|
オルタネイトグリップ | 素手で高重量を持つ① |
フックグリップ | 素手で高重量を持つ② |
スナッチグリップ | より背中を鍛える |
リーブス | より腕を鍛える |
上手に握るには手のひらのケアも大事
手のひらにできたタコを放置していると知らないうちにグリップ力が低下していることがあります。定期的にスクラッチで硬い皮膚を削ることでグリップ力を維持することができます。
![](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/07/blister-scracth.png)
道具の取り扱いについては以下の記事で詳しく紹介しています。
\ トレーニングベルトの選び方は? /
まとめ
握り方や持ち方にフォーカスしてデッドリフトを紹介しました。デッドリフトは難易度の高い種目ですが、リターンも大きいのでぜひ習得してみてください。
![読んでくれてありがとう!](https://yoshfitness.com/wp-content/uploads/2022/03/thank-you-for-reading.gif)