ファットグリップをもう少しうまく使いたい
この記事では、ファットグリップがどんなものかは分かっている方向けに以下の3点を紹介していきます。
【もう少し基礎から知りたい方は?】
そもそもファットグリップの効果や原理を知りたいという方は以下を参考にしてください。
ファットグリップの使い方/付け方
装着時は切れ目の向きに注意
安全にファットグリップを使うためには切れ目を自分側に向けましょう。
写真では切れ目が分かりやすいように少し太めのバーにファットグリップをつけています。このように自分からスリット部分が見えるようにセッティングしてください。
下から引く種目 | 切れ目は下 |
---|---|
上から引く/ 持ち上げる種目 | 切れ目は上 |
横から引く種目 | 切れ目は手前 |
ファットグリップはかなり丈夫な素材のため、簡単に外れることはありませんが、力をかけても外れない向きにセッティングすることでより安全にトレーニングをすることができます。
- 下:懸垂、ラットプルダウンなど
- 上:デッドリフト、ダンベルカールなど
- 手前:ローイングなど
バーが高い場合は使い方に注意
懸垂バーなどを余裕を持って握れる場合はよいのですが、高くて手がギリギリ届くレベルという場所にファットグリップを使う場合には注意が必要です。
ファットグリップはかなり滑りにくい作りではありますが、側面しか持てないような状況だとさすがに回転します。体勢を崩して落ちてしまう可能性もあるので気を付けてください。
おさらい
- ファットグリップを付けるときは切れ目は自分側
- 高い場所に付けるときは滑らないように注意
ファットグリップの種目/器具別の使い方
種目/器具別にファットグリップの実際の使い方を写真付きで見ていきましょう。
ダンベルやEZバーで前腕や上腕二頭筋を鍛える
ファットグリップを使って腕を鍛えたい場合は以下のような種目があります。
- バーベルカール
- EZバーカール
- ハンマーカール
- ワンハンドダンベルカール
- リストカール など
参考にダンベルやEZバーにファットグリップを取り付けた写真を載せています。ダンベルにはもちろん、EZバーにも取り付けることが可能です。
個人的にはハンマーカールで特に違いを感じました。ファットグリップを付けたハンマーカールでは自分の握力でダンベルを保持する必要があり、その状態だと二頭筋への刺激もかなり強く感じました。
ダンベルやケーブルで上腕三頭筋を鍛える
ファットグリップは三頭筋を鍛えるのにもおすすめです。例としては以下のような種目があります。
- ケーブルプッシュダウン
- ワンハンドフレンチプレス
- トライセップスエクステンション
ダンベル以外にもケーブルマシンのロープに取り付けることも可能です。ケーブルプレスダウンの刺激がかなり変わってきますのでぜひ試してみてください。
ケーブルフライで胸を鍛える
ファットグリップはケーブルマシンのハンドルにも付けることができます。ケーブルフライは可動域が広く、より収縮が狙える種目ですが、初心者には難しい種目でもあります。ファットグリップを使ったほうが胸に入れる感覚は掴みやすいですよ。
Youtube
腕トレの様子を動画で観たい方は「グルタミンカズヤさん」の動画もおすすめです!
おさらい
- ダンベル以外にもEZバー、ハンドル、ロープなど様々な器具に装着可能
- 刺激が変わるので自分に合う種目を探してみましょう!
ファットグリップの手入れや買い替えについて
ファットグリップの手入れの方法
ファットグリップの手入れには石鹸とぬるま湯を使ってください。使用前にはファットグリップが完全に乾いており、油分などが付着していないことを確認してください。
買い換える必要はなし
公式サイトには「ファットグリップは度重なるデザインや素材の改良の後に、かなり丈夫な素材に辿りついたので、買い換える必要はありません」との記載があります。
おさらい
- ファットグリップの手入れには石鹼とぬるま湯を使う
- 丈夫なので買い替える必要はなし!
まとめ
ファットグリップの装着方法や実際の使い方について紹介しました!
本記事の構成
装着方法
- ファットグリップを付けるときは切れ目は自分側
- 高い場所に付けるときは滑らないように注意
種目/器具別の使い方
- ダンベル以外にもEZバー、ハンドル、ロープなど様々な器具に装着可能
- 刺激が変わるので自分に合う種目を探してみましょう!
手入れや買い替え
- ファットグリップの手入れには石鹼とぬるま湯を使う
- 丈夫なので買い替える必要はなし!
刺激が変われば筋肉が変わります!いろいろな種目でファットグリップを試してみて、変化を楽しみましょう!
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