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なぜこの記事を書き始めたかというと動画の中でよく分からない発言があったからです。
腕を股関節から生やす
ちょっと頭だけでは分からなかったので、体を動かしながら考えてみました。私なりの解釈をまとめます。

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デッドリフトでファーストプルを強くするコツ
- 腕を股関節から生やす
⇒腕と股関節の前後方向の距離を短くする
実際にこの意識でやってみるとファーストプルがかなり軽くなったので、めちゃくちゃありがたい動画でした。
「腕を股関節から生やす」とは
「腕を股関節から生やす」を図で表すとおそらくこういうことだと思います。横から見たときに 太もも/上体/腕から作られる三角形の高さが低いと言えるかもしれません。

- 左:股関節から生えていない状態
- 右:股関節から生えている状態
ファーストプルを横からチェック
もともとが下手すぎて恥ずかしいですが、全然違いますよね!左はワイドスタンスでやっているにも関わらず、ナローデッドリフトのようなフォームになっています。右の写真はウッシーのフォームに少し近付いています。

体感としては10~15kg分くらい軽くなりました。苦手だったワイドデッドリフトもナローの自己ベスト以上に伸ばすことができました。
実際のウッシーさんのファーストプル
実際のウッシーさんのファーストプルは以下のような感じです。腕は太ももに密着するくらい近いですね。

デッドリフトで股関節から腕を生やすには
- 腕と股関節の距離を短くするためにより足を開いている
想像以上に足を開く
やってみて分かりましたが、より脚を横に開く必要があります。イメージはヒップアダクションの端くらいです。毎回、補助種目としてやるようになりました。

デメリットは前後の安定性
これについてはウッシーさんが過去に自身のツイッターでデメリットについても触れていました。足を開くので、前後方向にバランスをとるのは難しくなります。
つま先の角度開き強めのデッドリフトの利点としてバーとの密着感が高まる(ファースト軽くなる)ことががありますが、デメリットとしては動画のようにフィニッシュの安定感が下がります。
股関節を意識したデッドリフトをやってみて
動画のコツをまとめたもの
実際にやってみて、 “股関節から腕を生やす” を実践することで自然と過去の動画で紹介していたコツが再現できると思いました。コツとは具体的には以下です。
- 上体は起こす力ではなく支える力
- お尻の位置は高く
- 肩甲骨は下げる
- バーが自然と浮いてくる
4つのワイドデッドリフトのコツについては別記事でまとめて考察していますので興味があればご覧ください。
肩甲骨と股関節の柔軟性が必要
より高いレベルでやるためには肩甲骨と股関節の柔軟性が必要です。股関節が柔らかくないとそもそもバーに近付けません。また肩甲骨が落とせないとバーが握れません。そのうえ左右差があるとフォームが乱れます。
Youtube
ウッシーさんが日頃やっているコンディショニングが大変参考になりますのでぜひチェックしてみてください。また、デスクワークが多い方などは以下の対策アイテムもおすすめです。
まとめ
パワーチューブのウッシーの”腕を股関節から生やす” という言葉の解釈について考えてみたものでした。
おさらい
- 腕と股関節の前後方向の距離を短くするという意味 (だと思う)
- 体感としてはファーストプルが軽くなった
- 腕を股関節から生やすために、脚を開いているので、前後のバランスは悪くなる
- そもそも股関節と肩甲骨の柔軟性がないとできないフォーム
もし参考になればうれしいです!
それでは、よいパワーライフを👆

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