
リストストラップの使い方が分からない
リストストラップは背中系の種目で重宝するトレーニングギアです。この記事ではリストストラップについて以下の3点を紹介します。
他にも知りたいことがある方は以下の記事も合わせて読んでみてください!
筋トレで使うリストストラップの使い方は?
リストストラップとは握力を補助してくれる道具です。手の痛みを和らげ、マメやタコができるのを防いでくれます。
まずは以下の3点を紹介します。
握力を補助してくれる道具
リストストラップは握力を補助してくれる道具です。バーベルやダンベルのグリップ部分に巻き付け、上から握りこんで使います。
リストストラップのメリット
リストストラップには以下のようなメリットがあります。
- 前腕の疲労を軽減できる
- 手の痛みを和らげる
- 手のマメやタコを防げる
前腕の疲労が減ったり、手の痛みが和らぐと、鍛えたい部位に集中できますので、筋肥大にも有効です。高重量になってくると道具を使ってもタコができてしまうのでケアもセットでするのがおすすめです。
リストストラップのデメリット
リストストラップには以下のようなデメリットがあります。
- セッティングに手間がかかる
- 前腕の筋肉が育ちにくい
- 大会では使用できない
セッティングに手間がかかるのが最大のデメリットですが、手が痛くてできないよりは圧倒的にマシだと思います。また、大会に出るような方でもトレーニングのボリュームを稼ぎたいときは使っています。上手に使い分けをするのが大切です。
おさらい
- リストストラップは握力補助の道具
- 鍛えたい筋肉により集中できる
- 少し手間がかかるのが難点
筋トレのリストストラップの基本的な巻き方
とにかく何度もリストストラップを使って慣れよう!
リストストラップの使い方を以下の流れで紹介します。
ループを作り手を通す
リストストラップには端に折り返しがあり、本体を差し込めるようになっています。これを使ってループを作りましょう。


作ったリストストラップのループに手を通すと以下のようになります。

2周くらい巻き付ける
手のひら側に出たリストストラップをバーベル / ダンベルに巻き付けてください。基本的には2周分巻くことが多いですが、ストラップの長さやグリップ部分の太さによって前後します。

上から握って使う
最後にリストストラップごと握りこんでください。慣れないうちは緩くなりやすいですが、グリップを回転させて手元に引き寄せることで改善します。


【参考】
動画でチェックしたい方は以下も参考になります。
デッドリフトのリストストラップの巻き方の種類
ループを作る方向や順手/逆手で巻く方向が変わります。好みの巻き方を見つけよう。
ループを作る方向や握り方で巻き方が少し変わるので補足します。特に良し悪しはないので自然にできるやり方でよいと思います。
ループを小指側に作る巻き方
ループを作った先が小指側に来ている場合は小指側に巻いていくのがスムーズです。


ループを親指側に作る巻き方
ループを作った先が親指側に来ている場合は親指側に巻いていくのがスムーズです。


順手で握る場合の巻き方
順手の場合はグリップ部分の下から巻き付けます。素手の場合はオルタネイトグリップで持っている方でもリストストラップありではどちらも順手で握ることが多いです。

【補足】
オルタネイトグリップとは片手を順手、片手を逆手で握る持ち方のことです。
逆手で握る場合の巻き方の違い
逆手の場合はグリップ部分の上から通して巻き始めるのがスムーズです。ベントオーバーローを逆手でやりたいときなどにも使えます。

おさらい
- ループの作り方や握り方によって巻き方が少し異なる
- 試してみて自分に合ったやり方を見つけよう!
まとめ
この記事ではリストストラップの基本と使い方について紹介しました!
この記事の振り返り
この記事の重要ポイント
- リストストラップは握力補助に使う!
- 効率的にトレーニングしたいなら積極的に使おう!
- 使い方はとにかく慣れる!
腕の痛みや疲労が減ると背中トレが楽しくなりますよ!

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