ベンチプレスにおすすめの靴は?(足袋靴/リフティングシューズなど)

ベンチプレスってどんな靴を履いたらいいんだろう

ベンチプレスで使うシューズは割と自由です。だからこそ迷いやすいので以下の3点を基準に選んでみてください。

私もいろいろなシューズを履き比べてきたので、その経験があなたのシューズ選びの参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人
よし
よし
  • BIG3 Total 525kg
  • ベンチプレス 135kg
  • 7種類のシューズを履いた経験あり
  • 京都大学卒のブロガー

参考
私はスクワットやデッドリフトではそれぞれ以下のシューズを使っています。

タップで移動できる目次

ベンチプレスにおすすめな靴/シューズの選び方

冒頭で述べた通りベンチプレスにおすすめなシューズの選び方を以下の3つの観点で紹介していきます。

  • 価格で考える
  • ベンチプレスのフォームで考える
  • 他の種目との兼ね合いで考える

シューズの価格で選ぶ

ベンチプレスにおすすめのシューズを価格で選びたい場合は以下のような順番で考えてみてください。

考える順番
既に持っている靴で使える靴はないか?

インドアスポーツシューズや筋トレ向きのスニーカーを既に持っていないかを考えてみる

考える順番
新しく買う必要があるのであれば足袋靴/作業靴

コスパが1番いいのは足袋靴/作業靴なので買う必要がある場合は1択

既に持っている靴はないか

既に 底が平らなスニーカーインドアスポーツシューズ を持っている場合は使いまわしができるので新たに靴を買う必要はありません。ただし以下のようなものは基本的にNGです。

  • つま先が過度に上がっているもの
  • 底がかなり分厚いもの

ランニングシューズやクッション性の高い靴はベンチプレスに使えないわけではありませんが、あまり向いていません。重量を伸ばしていくことが目的の場合は、使用を避けたほうがよいでしょう。

不向きな靴の例

新しく買うなら足袋靴/作業靴

ジムで使えそうな靴を一切持っておらず、新たに買う必要がある場合は 足袋靴/作業靴 が最安です。将来的には自分の好みが分かってきてから買い替えればよいので、まずはこれから試してみましょう。

ベンチプレスのフォームで選ぶ

ベンチプレスのフォームで靴を選ぶ場合は以下の観点で試してみましょう。

考えるポイント
高さを上げたいか、下げたいか

ベンチ台の高さと体の大きさの兼ね合いで決まります。

考えるポイント
足は引き気味か、伸ばし気味か

身体の柔軟性や骨格によって差が出てきます。

高さを上げたいか、下げたいか

ベンチプレスは体の大きさによってフォームがかなり異なる種目です。

  • 特に身体が大きい人
    ⇒ベンチにお尻を付けながら床に足を付けるのが大変
  • 特に身体が小さい人
    ⇒ギリギリ床に足が届く

ベンチプレスの台の大きさは身体の大きさに寄らず同じです。体が大きい人は靴が少しでも薄いほうが楽にブリッジを組めますし、体が小さくて足を付けるのがギリギリのような人は少し底が厚いくらいのほうがやりやすくなります。

高さについては身体の大きさ以外にも使うベンチ台の種類も影響します。特にエニタイムフィットネスでよく見かけるハンマーストレングス製のパワーラックを使っている場合などはアジャスタブルベンチなのかフラットベンチなのかによっても異なってきます。

参考
ハンマーストレングスのパワーラックでベンチプレスをする場合は以下のスペーサーを使うのがおすすめです。

足は引き気味か、伸ばし気味か

ベンチプレスで足の位置と足首の角度の関係を図示してみました。脚を引けば引くほど、どんどん足首の角度は窮屈になってきます。

足を詰めるタイプではかかとが地面に付きにくくなるので リフティングシューズ を好んで履く人もいます。リフティングシューズはかかとの高さがつま先に比べて少し高くなっているためです。

他種目との兼ね合いで選ぶ

他種目との兼ね合いを考える場合は以下の2つを考慮しましょう。

  • 筋トレBIG3で使う靴の好み
  • ランニングをするかどうか

筋トレBIG3で使う靴の好み

デッドリフトはフラットシューズ一択だとしてもベンチプレスとスクワットのうち1つ以上はリフティングシューズを履く場合は靴の使い分けが必要になります。

スクロールできます
スクワットリフティングリフティングフラットフラット
ベンチプレスリフティングフラットリフティングフラット
デッドリフトフラットフラットフラットフラット
BIG3の靴の使い分け例

【補足】
最近は競技者のなかでも幅広のフラットシューズでBIG3すべてを行う人が増えてきました。

ランニングをするかどうか

もしランニングをする場合は以下のような選択肢があります。履き替えをしない前提であればフットサルシューズやバレーボールシューズなどが最適解となるでしょう。

  • インドアスポーツシューズなどを使う
  • ランニングシューズと使い分ける
ここまでのおさらい

購入にあたって以下の3点を考えてみよう!

  1. 価格を重視する場合
  2. フォームに合ったものを選ぶ場合
  3. 他種目との兼ね合いを考慮する場合
    • スクワットではどれを履くか
    • ランニングをするのか

ベンチプレスにおすすめな靴/シューズ 4選

続いてベンチプレスにおすすめなシューズな靴の特徴を紹介していきます。

スクロールできます
作業靴
足袋靴
スニーカーリフティングインドア
スポーツ
価格¥680~3000¥5,000
~15,000
1~3万円¥5,000
~15,000
底の薄さ
試着し
やすさ

足袋靴(ワークマン/ハイパーV)

代表的な作業靴/足袋靴には以下があります。

  • ワークマン 建さん
  • 日進ゴム ハイパーV

ワークマンの作業靴/足袋靴

ワークマンの作業靴/足袋靴としては建さんが圧倒的に有名です。建さんは底がオレンジ色ですが、内装向けで底が白いワークシューズホワイトという製品もあります。とにかく価格が安いのが特徴です。

日進ゴム ハイパーV

ハイパーVはワークマンよりは少し価格が高いですが、滑りにくいのが特徴です。作業中の転倒事故を少しでも減らしたい想いから開発されたようです。

ハイパーVの中でも屋根プロと呼ばれるタイプは屋根に登ることを想定して作られているのでつま先部分に滑り止めが付いていたり、脱げ防止のストラップベルトが付いています。

\ 屋根プロの細部をチェック /

スクロールできます
V字のソール
滑り止め素材
ストラップ

補足
作業靴 / 足袋靴はベンチプレスやナローデッドリフトには向いていますが、スクワットやワイドデッドリフトにはあまり適していません。横方向のサポート力に欠けるからです。

BIG3の靴を1つに統一したい場合はサイドウォールが補強されていて横力に強い ワイド専用のデッドリフトシューズ が優れています。

底が平らなスニーカー

比較的、滑りにくく底が固くて平らなスニーカーには以下のようなものがあります。試着がしやすく、自分好みのデザインを選べるのが特徴です。

まずは普段使いもできるようなスニーカーで始めてみて、もっとトレーニングを極めたいと思ったらその都度、別の靴を買い足していくのがおすすめです。

リフティングシューズ

リフティングシューズを履くことで体の小さい女性や極端に脚を引いている人でもかかとが浮きにくくなります。

代表的なリフティングシューズには以下のようなものがあります。かかとの高さは1.5~3.0cmが主流なので好みに応じて選びましょう。

リフティングシューズの高さ一覧

インドアスポーツシューズ

過去にスポーツをしていてインドア用のスポーツシューズを持っている方はそのまま使うことができます。そもそもスポーツで走るような動きも想定されているのでそのまま有酸素運動に使えるのが特徴です。

補足
フットサルシューズなどでは室内用のものと芝用のものでデザインが大きく異なるので、室内用でつま先が上がっていないようなものがおすすめです。

室内用
人工芝用

まとめ

ベンチプレスのシューズの選び方とおすすめのシューズ4選を紹介しました。

靴の選び方

購入にあたって以下の3点を考えてみましょう!

  1. 価格を重視する場合
  2. フォームに合ったものを選ぶ場合
  3. 他種目との兼ね合いを考慮する場合
    • スクワットではどれを履くか
    • ランニングをするのか

お気に入りの靴を見つけてどんどんベンチプレスを楽しんでいきましょう!

読んでくれてありがとう!

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