この記事では人工甘味料や添加物の有無にもこだわりたい健康志向の高い方向けに以下の3点をまとめて紹介しています。
本サイトではその他にも以下のような特徴から好みのWPIプロテインを探すことも可能です。総合的に判断したい方はぜひ合わせてチェックしてみてください。

- 筋トレ/データ分析が好き
- ベンチプレス 135kg
- 15種類以上のサプリをレビュー
- 京都大学卒のブロガー
人工甘味料不使用・無添加のWPIプロテインを選ぶ際の注意点
人工甘味料不使用・無添加のWPIプロテインを選ぶ際には以下の3点に気を付けてください。
- ノンフレーバーは甘味料自体が不使用
- 代わりにはステビアが使われている
- 必ずしも飲みやすいとは限らない
ノンフレーバーは全て甘味料不使用
本記事の作成にあたり22種類のWPIプロテインを調査しました。結果としてノンフレーバーのプロテインにはそもそも人工や天然を問わず甘味料は入っていませんでした。

甘くする必要ないからね!
ここで言いたいことは以下の2つです。
- 無添加までこだわりたいのであればプレーン1択
- フレーバーありには甘味料や香料が入っている
無添加までこだわりたいのであればプレーン1択
人工甘味料不使用だけでなく完全なる無添加までこだわりたいのであればプレーン1択です。大豆レシチンやひまわりレシチンなどプロテインの粉末を分散させるための物質のみが加えられている場合が多いです。

【補足】
レシチンは大豆食品や卵黄、レバーなどの一般食材にも含まれる成分です。詳しくは X-PLOSIONの ヒマワリレシチンについての紹介ページ をご覧ください。
フレーバーありには甘味料や香料が入っている
フレーバーありを選ぶ場合には、ほぼすべてのプロテインに香料や酸味料などが入っています。完全なる無添加ではなく人工甘味料不使用を基準に選ぶようにしましょう。

このときに注意したいのが、ノンフレーバーは甘味料不使用でもフレーバーありでは人工甘味料が使われているプロテインもあることです。また、そもそもノンフレーバーしか販売していないところもあります。

気になるならフレーバーごとにチェックね!
代わりに天然甘味料が使われている
人工甘味料不使用のプロテインでは甘みを付けるために天然甘味料であるステビアが使われています。このステビアには後味に苦みがあるのが特徴です。
ステビア | 天然甘味料 |
スクラロース | 人工甘味料 |
アセスルファムK | |
アステルパーム (L-フェニルアラニン化合物) |
人によって合う/合わないがある
天然甘味料のステビアには味に少し癖があります。私もMADPROTEIN や LIMITEST などステビアが含まれるプロテインをいくつか飲みましたが、一口飲めば確実に使われているのが分かります。
ステビアの入ったプロテインを飲んだことがなくて初めて試そうと思っている方はまずは少量のお試しセットを飲んでみるのが無難です。お試しはAmazonでちょうど1000円の リミテスト がおすすめです。
※楽天市場やYahoo!では取り扱いがありませんでした。
【補足】
リミテストのデリシャスシリーズはスクラロースとステビアのブレンドです。できれば人工甘味料不使用のシリーズで試しましょう。
フレーバーによって合う/合わないがある
ステビアの特徴は後味の苦みなので相性がいいフレーバーと悪いフレーバーがあります。例えば LYFTのプロテイン では以下のような甘味料の使い分けがされています。
チョコレート | スクラロース アセスルファムK |
マンゴー | スクラロース アセスルファムK ステビア |
アロエヨーグルト | スクラロース ステビア |
いちごオ・レ | スクラロース アセスルファムK |
トロピカル | スクラロース アセスルファムK |
このようにステビアはマンゴーやアロエヨーグルトのように苦みや味の深みを付けたいようなフレーバーと相性がいいです。先ほど紹介した リミテスト では以下のようなフレーバーのみを扱うことでステビアの苦みをうまく活用しています。
- ビターココア
- コーヒー
- 抹茶

甘い系はステビアのみだと味がイマイチだよね
必ずしも飲みやすいとは限らない
無添加のプロテインが必ずしも飲みやすいとは限りません。例えば 増粘剤不使用の ALPRON のプロテインは少しダマができやすく、シェイカーに粒上に溶け残りができることが多かったです。
溶けにくいということは洗っても汚れが落ちにくいので、菌が繁殖してしまって結果的には無添加であること以上に体に悪影響を与えてしまうことも考えられます。
参考情報
清潔さを保つためには泡タイプのハイターや洗剤を使うのもおすすめです。





特徴を理解しながらおすすめプロテインをチェック!
フレーバーありで人工甘味料不使用のWPIプロテイン4選
画像 | 購入先 | 価格/kg | タンパク質 | 人工甘味料 | 香料 | 着色料 | フレーバー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
Amazon
楽天市場 Yahoo! | ¥6,780~ | 77~88% | なし | なし | なし | プレーン ココア コーヒー 抹茶 |
![]() |
Amazon
楽天市場 Yahoo! | ¥3,300~ | 71% | ※砂糖は使用 | なしあり | なし | グレープフルーツ ピーチ |
![]() |
Amazon
楽天市場 Yahoo! | ¥3,980~ | 83~91% | なし | あり | あり | バナナ チョコレート メロン 塩キャラメル 抹茶ラテ |
![]() | 公式ストア | ¥4,080~ | 89% | なし | あり | あり | チョコミント ブルーベリー&ラズベリー |
Choice GOLDEN ISOLATE
タンパク質の含有率:77~88%

Choice GOLDEN ISOLATE は人工甘味料、香料、着色料などを一切使っていない、かなり自然に近いプロテインです。また、グラスフェッドプロテインにこだわっており、品質はピカイチですがとにかく値段が高いのが難点です。
- 米麹
- 乳酸菌
- レシチン
- ステビア
- プレーン
- ココア
- コーヒー
- 抹茶
High Clear WPI90 アクアタイプ
タンパク質の含有率:71%

High Clear WPI90 アクアタイプ はその名の通り、すっきりしていてスポーツドリンクのようにゴクゴク飲めるをコンセプトに作られています。人工甘味料は不使用ですが、普通の砂糖も使われており、タンパク質含有率が他に比べて低いのがデメリットです。
- 砂糖
- 酸味料
- 香料
- 乳化剤
- ステビア
- グレープ
フルーツ - ピーチ
【補足】
人工甘味料は通常の砂糖よりも遥かに甘さを感じやすいです。甘味料を使うことで糖質の量を減らすことができ、タンパク質含有率の高いプロテインが作れるというメリットもあります。
MADPROTEIN アイソレート
タンパク質の含有率:83~91%

MADPROTEIN アイソレート は人工甘味料不使用のプロテインでは珍しくバナナやメロンなどの味があるのが特徴です。セールなどに関わらず平均的なWPIプロテインの価格なので入手はしやすいと言えます。
- 着色料
- 香料
- ステビア
- バナナ
- チョコレート
- メロン
- 塩キャラメル
- 抹茶ラテ
【参考】
WPCプロテインですが、マッドプロテインのフレーバーの味ランキングを作成しています。塩キャラメルと抹茶ラテが個人的には好みでした。
マイプロテイン (一部)
タンパク質の含有率:89%
※1kgを50%で購入した前提

マイプロテイン では大半のWPIプロテインで人工甘味料であるスクラロースが使われています。ただし、一部のフレーバーではステビア版も選べるようになっています。常にあるわけではないので好みのフレーバーの場合は、ときどきチェックしてみましょう。
- レりチン
- 香料
- 着色料
- ステビア
- チョコミント
- ブルベリー&ラズベリー
\ タップで拡大
/
参考:ブレンドしているもの
味に定評のある以下の3メーカーのWPIプロテインでは味によって「ステビア+人工甘味料」というブレンドにしていました。完全に断ち切るのではなく徐々に減らしていきたいということであれば以下の3つから慣らしていくのもおすすめです。
- X-PLOSION
(カフェオレ、アップルミルク、練乳) - LYFT
(マンゴー、アロエヨーグルト) - VALX
(プレーン以外)
人工甘味料不使用のWPIプロテインの価格を比較
その他のWPIプロテインと比較
本記事で紹介している人工甘味料不使用のプロテイン4選をWPIコスパランキングで上位にランクインしているプロテインと比較してみたいと思います。ここでは製品1kgあたりではなく、タンパク質1kgあたりの価格で表記しています。
価格 | 人工甘味料 | |
---|---|---|
X-PLOSION | ¥3,771 | あり |
F&W | ¥3,795 | あり |
マイプロテイン | ¥4,089 | あり/なし |
MADPROTEIN | ¥5,241 | なし |
High Clear | ¥6,093 | なし |
Choice | ¥6,666 | なし |
Choiceは品質重視で価格が高く、High Clearはタンパク質含有率が低いので結果的に値段が高めになっています。コストも重視するのであればマイプロテインやMADPROTEINがおすすめです。
人工甘味料不使用にこだわるべきか
価格だけで考えると人工甘味料を使っている X-PLOSIONは 人工甘味料不使用のプロテインよりもタンパク質 1kgあたりで1000円以上も安いです。以下のようなプロテインの要素も考えながらぜひ総合的に考えて自分にあったプロテインを選んでみてください。
- 価格
- タンパク質の量
- 溶けやすさ
- 味 など
まとめ
以下が、本記事のおさらいです。
- 人工甘味料不使用/無添加を選ぶ注意点
- ノンフレーバーはそもそも甘味料不使用
- 天然甘味料のステビアは苦みがある
- 無添加が飲みやすいとは限らない
- 人工甘味料不使用のプロテイン4選
- Choice GOLDEN ISOLATE
- High Clear WPI90 アクアタイプ
- MADPROTEIN アイソレート
- マイプロテイン (ステビア版のみ)
- 人工甘味料不使用のプロテインの価格比較
- コスパ重視であれば 1kg1000円以上も安い物あり
- 総合的に考えて好みに合うものを見つけよう
画像 | 購入先 | 価格/kg | タンパク質 | 人工甘味料 | 香料 | 着色料 | フレーバー |
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Amazon
楽天市場 Yahoo! | ¥6,780~ | 77~88% | なし | なし | なし | プレーン ココア コーヒー 抹茶 |
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Amazon
楽天市場 Yahoo! | ¥3,300~ | 71% | ※砂糖は使用 | なしあり | なし | グレープフルーツ ピーチ |
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Amazon
楽天市場 Yahoo! | ¥3,980~ | 83~91% | なし | あり | あり | バナナ チョコレート メロン 塩キャラメル 抹茶ラテ |
![]() | 公式ストア | ¥4,080~ | 89% | なし | あり | あり | チョコミント ブルーベリー&ラズベリー |
人工甘味料不使用を選ぶかどうかは少し難しい問題ではあります。ただ、自分が納得できるものを自分の体に取り入れるというのは非常に重要なことです。ぜひゆっくりとご検討のうえご購入ください。

本記事の作成にあたり調査したプロテイン
- 540プロジェクト
- BULKSPORTS
- Choice
- CLEVER
- F&W
- GronG
- High Clear
- LIMITEST
- LYFT
- MADPROTEIN
- MAKES+
- MYPROTEIN
- naturich
- NATURECAN
- NICHIGA
- be LEGEND
- SAVAS
- THE BUILD
- VALX
- X-PLOSION
- ファインラボ