宅配食サービスの価格相場まとめ
ジャンル別の平均価格
1食あたりの平均価格はジャンル別で以下のようになりました。急速冷凍など処理が大変な冷凍のサービス や 純粋に量が多いごはん付きのサービスが200円くらい高いという結果になっています。
初回 | 通常 | 継続 | n数 | |
---|---|---|---|---|
全体 | ¥818 | ¥890 | ¥862 | 142 |
冷凍 | ¥852 | ¥937 | ¥905 | 120 |
冷蔵/常温 | ¥632 | ¥632 | ¥632 | 22 |
おかずのみ | ¥736 | ¥786 | ¥760 | 70 |
ごはん付き | ¥903 | ¥998 | ¥969 | 69 |
「冷蔵 or 冷凍」や「おかずのみ or ごはん付き」の長所/短所についてはそれぞれ個別に解説しているので以下を参考にしてみてください。
冷蔵と冷凍はどっちがおすすめ?
利用するタイミングや曜日が決まっている人は冷蔵のサービスのほうが安上がりです。ただし、冷蔵のサービスのほうが制約も多いので、好きなタイミングで食べたい人は冷凍のサービスがおすすめです。
おかずのみとごはん付きはどっちがいい?
おかずのみのほうがコスパはいいです。また、サービスとしての機能面に優れているものが多いです。ただし、栄養素のバラツキが大きいので、しっかりと食事管理をして体を変えていきたい人はごはん付きのほうがおすすめです。
カロリー別の平均価格
当然と言えば当然ですが、カロリーが高くなるほど平均価格は高くなる傾向にありました。また、該当するサービスやプラン数も少なくなっています。とはいえ、カロリーが倍になっても価格が倍になるわけではなく、約1.4倍なのでカロリーが高いサービスのほうが量に対するコスパはいいです。
kcal | 初回 | 通常 | 継続 | n数 |
---|---|---|---|---|
200~299 | ¥713 | ¥755 | ¥736 | 42 |
300~399 | ¥768 | ¥871 | ¥804 | 42 |
400~499 | ¥911 | ¥1001 | ¥991 | 22 |
500~599 | ¥934 | ¥1019 | ¥970 | 25 |
600~ | ¥956 | ¥1095 | ¥1062 | 11 |
食数別の平均価格
食数別の平均価格は以下のようになりました。5食以下の購入は割高であり、20食以上のまとめ買いはかなりお得ということが分かります。これもイメージ通りかと思います。
食数 | 初回 | 通常 | 継続 | n数 |
---|---|---|---|---|
~5 | ¥932 | ¥998 | ¥988 | 29 |
6~8 | ¥813 | ¥898 | ¥864 | 45 |
10~12 | ¥825 | ¥918 | ¥892 | 31 |
14~15 | ¥844 | ¥919 | ¥886 | 1717 |
20~ | ¥747 | ¥773 | ¥715 | 12 |
※冷蔵の宅配サービは日持ちがしないので7食以下での購入が主流です。そのため、平均価格は6~8食が少し安く見えますが、冷凍のみに絞ると927円であり段々と安くなっていくと言えます。
まとめると
- 全体平均は 890円
- 冷蔵より冷凍が高い (+300円)
- おかずのみよりごはん付きが高い (+200円)
- カロリーが高くなるほど高い
- 300kcal未満は 755円
- 600kcal以上は 1095円
- カロリーは倍でも価格は1.45倍
(量に対するコスパはいい)
- 食数が多くなるほど安い
- 5食以下は 998円
- 20食以上は 773円
(1食で200円以上の節約)
宅配食サービスの料金は月額でいくら?
冷蔵のサービスを利用する場合
冷蔵の料金は以下のサービスを基準に計算しています。どちらも株式会社シルバーライフが運営するサービスであり、料金に差はありません。
300kcal | ¥345 |
400kcal | ¥432 |
500kcal | ¥540 |
利用する食数やカロリー区分に応じて月額は以下のようになります。毎日2食ずつ頼んでも価格は3万円前後です。最近はコンビニでも500円を超えるお弁当がほとんどなので配送まで含めてこの価格はかなり安いと言えます。
300kcal | 400kcal | 500kcal | |
---|---|---|---|
1日1食 平日のみ | ¥7,245 | ¥9,072 | ¥11,340 |
1日1食 毎日 | ¥10,350 | ¥12,960 | ¥16,200 |
1日2食 平日のみ | ¥14,490 | ¥18,144 | ¥22,680 |
1日2食 毎日 | ¥20,700 | ¥25,920 | ¥32,400 |
※平日のみは21日、毎日は30日で計算
冷凍のサービスを利用する場合
冷凍のサービスは冷凍庫の容量によって一度に購入できる数が決まっているため、食数を分けて紹介します。ただし、クール便の配送料が高いため、できるだけ多くの数を一度に買うほうが安くなります。
おかずのみ/食数少なめ
おかずのみのサービスで7食以下の場合に価格がトップレベルに安い食宅便を例に紹介します。

- 食宅便 (公式サイト
)
7食セット | |
---|---|
1日1食 (平日のみ) | ¥13,692 |
1日1食 (毎日) | ¥19,560 |
- 平日のみは21日、毎日は30日で計算
- 7食購入で頻度は週に1回までなので月30食以上は利用不可

おかずのみ/食数多め
おかずのみのサービスで10食以上のまとめ買い価格がトップレベルに安いナッシュを例に紹介します。

- ナッシュ (公式サイト
)
20食購入 | |
---|---|
1日1食 (平日のみ) | ¥11,844 |
1日1食 (毎日) | ¥16,920 |
1日2食 (平日のみ) | ¥23,688 |
1日2食 (毎日) | ¥33,840 |
- 平日のみは21日、毎日は30日で計算
- 20食購入を週に1回ずつ利用することで最大80食までは対応可能。
- 必要に応じてスキップすることで40食、60食で利用できる

ごはん付き/5 or 10食購入
ごはん付きのサービスで価格がトップレベルに安いダイエティシャンを例に紹介します。なお、ごはん付きについては食数以上にサービス間の差が大きいので1種類を代表として紹介します。

- ダイエティシャン (公式サイト
)
5食購入 | 10食購入 | |
---|---|---|
1日1食 (平日のみ) | ¥20,286 | ¥18,228 |
1日1食 (毎日) | ¥28,980 | ¥26,040 |
1日2食 (平日のみ) | ー | ¥36,456 |
- 平日のみは21日、毎日は30日で計算
- 4 Week Planを利用した場合の価格

毎日1食の場合の価格比較
毎日1食の場合は食数少なめと食数多めでは年間で¥30,000~35,000の差になります。セカンド冷凍庫を購入してでも食数多めで購入したほうがお得だと言えます。
毎日1食 (1か月) | 毎日1食 (1年) | |
---|---|---|
冷凍 おかずのみ 食数少なめ | ¥19,560 | ¥234,720 |
冷凍 おかずのみ 食数多め | ¥16,920 | ¥203,040 |
冷凍 ごはん付き 食数少なめ | ¥28,980 | ¥347,760 |
冷凍 ごはん付き 食数多め | ¥26,040 | ¥312,480 |
セカンド冷凍庫の購入に関してはナッシュの容器サイズの記事を参考にしてみてください。ナッシュは継続購入の割引も大きいのでナッシュを使う前提で冷凍庫を購入している方が多いです。

宅配弁当の利用は節約になる?
結論として宅配弁当の利用は直接的には節約に繋がりません。ただし条件次第では節約に繋がる場合もあります。
1食あたりの目安
一人暮らしで働いている人の月々の平均的な食費は約4.3万円です。これを1食あたりにすると約470円になります。ただし、実際にはこの価格を下回るサービスはほぼないです。Uber Eatsなどのように自宅まで届けてくれる分の手数料がかかっているのでさすがにそこまで安くなることはありません。
単身世帯の食費平均 (勤労者のみ) | ¥42,680/月 |
均等割りした1日あたり | ¥1423/日 |
均等割りした1食あたり | ¥474/食 |
※家計調査(2015~2022年)の平均額
宅配食の利用がおすすめな場合
以下のような場合は、宅配食サービスがおすすめです。シンプルな例としてそもそもの食費がかなり高い場合は金額が決まった宅配弁当に切り替えることで節約になるケースがあります。
- そもそも食費が高い人
- 外食やコンビニの利用が多い場合
- 店だとついつい無駄遣いをしてしまう人
- 食事制限をして数値を改善していきたい
- 食事管理に+αの価値がある人
- 期間を決めて減量していきたい人
- 時間がない人
- 30分くらい時短ができれば稼げてしまう人
- 買い出しの時間すら取れないような人
その他は「健康」や「時間」などお金で買えないものを重視する場合です。SNS上では減量のスイッチを入れるために宅配食サービスを利用するという声も多いですし、子育てをしている方などが時短として利用する場合も多く見受けられます。
宅配食を安く済ませるコツ
宅配食サービスを安く済ませたい場合、利用する日が固定されているのであれば冷蔵のサービスを使うのがおすすめです。ただ、なかなかそれが難しい場合は以下を意識して選んでみましょう。
- 冷蔵のサービスを選ぶ
- 冷凍のサービスの場合
- 安いサービスを選ぶ
- おかずのみを選ぶ
- まとめ買いをする
- 適切な量を選ぶ
以下は26種類のサービスを食数やプランで区別した全120種のなかで継続価格が安いTOP5です。これを見ると、全てがおかずのみで10食以上の購入であることが分かります。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
サービス | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
分類 | おかずのみ | おかずのみ | おかずのみ | おかずのみ | おかずのみ |
食数 | 20食 | 10食 | 20食 | 20食 | 10食 |
カロリー | 280kcal | 250kcal | 360kcal | 330kcal | 360kcal |
価格 | ¥522 | ¥545 | ¥564 | ¥598 | ¥605 |
ただ、注意してほしいのがカロリーに差がある点です。少なすぎて買い足してしまうとメリットがかなり薄れるので食べたい量に合わせたサービスを選ぶようにしましょう。
まとめ
宅配食サービスの価格相場や月あたりの料金についてまとめました。以下は重要ポイントのまとめです。
- 1食あたりの平均価格は890円
- 冷蔵のほうが安く、冷凍は高い
- おかずのみが安く、ごはん付きは高い
- 冷蔵のサービスであれば毎日利用しても2万円以下
- 冷凍の場合は2~3万円
- 安さだけでなくある程度は量もチェック
価格が分かって利用してみようかと思った場合は下にある関連記事から気になるものをチェックしてみてください。価格の安いサービスのなかではボリュームもあるので、迷ったらとりあえずは「ナッシュ」がおすすめです。!

冷蔵と冷凍はどっちがおすすめ?
利用するタイミングや曜日が決まっている人は冷蔵のサービスのほうが安上がりです。ただし、冷蔵のサービスのほうが制約も多いので、好きなタイミングで食べたい人は冷凍のサービスがおすすめです。

おかずのみとごはん付きはどっちがいい?
おかずのみのほうがコスパはいいです。また、サービスとしての機能面に優れているものが多いです。ただし、栄養素のバラツキが大きいので、しっかりと食事管理をして体を変えていきたい人はごはん付きのほうがおすすめです。
