
デッドリフトをもっと好きになりたいあなたのためにデッドリフトの種類をまとめて紹介します!
限界を吹き飛ばして頑張りましょう!


デッドリフトの種類を分類
本記事では以下の5つの分類で紹介していきます。
- スタート位置
- フォームの違い
- バーの種類
- グリップの仕方
- 使用する器具の違い
紹介のために分けているだけなので、特に厳密な分け方があるわけではありません。
なお、デッドリフトには
- ファーストプル
- セカンドプル
と呼ばれる動作があります。

バーが膝より | 呼び方 |
---|---|
下にある | 1stプル |
上にある | 2ndプル |
バーが膝より下にあるか上にあるかで分類されます。ときどき説明で使うので知らなかった方はぜひ覚えておいてください。
デッドリフトのスタート位置の違い
- 床引きデッドリフト
- トップサイドデッドリフト
床引きデッドリフト
床にバーベルを置いた状態から始めるデッドリフトのことです。(通常のデッドリフト)
トップサイドデッドリフト
ファーストプルの一部あるいは全てが省略されたデッドリフトのことです。ハーフデッドリフトやラックプルと呼ばれることもあります。

セーフティーバーから挙げるのをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。
脚への負荷が減るので、部位別にメニューを組んでいる人も ”背中の日” に取り入れやすいです。
デッドリフトのフォームの違い
- コンベンショナルデッドリフト
- スモウデッドリフト
- ディフィシットデッドリフト
- ルーマニアンデッドリフト
- スティッフレッグデッドリフト
- ハックリフト
コンベンショナルデッドリフト
“ナロースタンスデッドリフト” や “ヨーロピアンスタイルデッドリフト” とも呼ばれます。

左右に軸がぶれにくいため、初心者はこちらから始めるとよいとでしょう。
スモウデッドリフト
“ワイドスタンスデッドリフト” とも呼ばれます。フォームが相撲の四股に似ていることからこの名前が付きました。

より大殿筋や内転筋を使うので女性のボディメイクにはこちらがオススメです。また、重い物を上げやすいのでパワーリフターはこのフォームであることがほとんどです。
ディフィシットデッドリフト
台やプレートの上に乗るなどして高い状態からファーストプルを始めるものです。

初動を鍛える補助種目として用いられます。
例えば、10cmの台に乗って始めた場合、10cm引いた時点で本来のスタート位置になりますので、10cm分だけ赤字の状態から始めたという考え方です。
この種目は地力の強化に有効であり、スランプや停滞期を打破にも効果的です。
ルーマニアンデッドリフト
ファーストプルから後半からセカンドプル前半に特化し、上体をあまり起こさないまま行います。

ハムストリングスや大殿筋の動員がメインになりますので、ほぼ脚の種目です。
スティッフレッグデッドリフト
ルーマニアンデッドリフトよりもさらに脚が固定された種目と考えてください。基本的にはあまり変わりません。
ハックリフト
体の背面でバーベルを持つ場合の呼び方です。
どちらかというとスクワットに近い種目であり、大腿四頭筋の動員が多くなります。
デッドリフトで使うバーの種類
- ストレートバー
- ヘックスバー
- ezバー
ヘックスバー
トラップバーとも呼ばれます。ヘックスという名前の通り六角形になっておりバーの中に入って持ち上げます。
ウエイトの位置が体の重心からずれにくいため、腰への負担が軽減されます。

EZバー
EZバーは波打ったバーのことです。よくバイセップスカールに用いられます。
通常のバーベルよりも軽いので、20kgのバーベルが重すぎる人向けです。
デッドリフトのグリップ/握り方の種類
- ノーマルグリップデッドリフト
- オルタネイトグリップデッドリフト
- フックグリップデッドリフト
- スナッチグリップデッドリフト
- リーブス・デッドリフト
ノーマルグリップデッドリフト
順手で握るデッドリフトのことです。
リストストラップなどを付けてやる場合はノーマルグリップが多いです。
オルタネイトグリップデッドリフト
片側を順手、片側を逆手で握ることです。

素手で高重量を持つときはこの持ち方をすることが多いです。パワーリフティングでもこの持ち方が主流です。
フックグリップデッドリフト
親指を巻き込んで握るデッドリフトのことです。
指同士の摩擦を使って握る分、バー自体の握りをやや浅くできるため、挙上の面では若干有利になります。
スナッチグリップデッドリフト
スナッチをするような手幅の広いデッドリフトのことです。より背中へ刺激を入れることができます。

リーブス・デッドリフト
ウエイト部分を持つデッドリフトのことです。プレートを握る必要があるため、より前腕の動員が強まります。
デッドリフトで使う器具の違い
- バーベルデッドリフト
- スミスマシンデッドリフト
- ダンベルデッドリフト
- チューブデッドリフト
- ケトルベルデッドリフト
バーベルデッドリフト
通常のバーベルで行うデッドリフトです。
スミスマシンデッドリフト
スミスマシンを使って行うデッドリフトです。

スミスマシンを使って行う場合のメリット・デメリットについては別記事にて紹介しています。
この記事のポイント!スミスマシンのメリット怪我のリスクが低い対象の筋肉を意識しやすい1人でも追い込みやすい スミスマシンのデメリット体を支える筋肉が育ちにくいラックアップが難しい最初のセッティング次第でフォ[…]
その他
ダンベル、チューブ、ケトルベルなどでも行うことができます。

まとめ
デッドリフトの種類を紹介しました。
- スタート位置
- フォームの違い
- バーの種類
- グリップの仕方
- 使用する器具の違い
初動を強くするためのディフィシットデッドリフトなどは、ぜひ試してもらいたいオススメの補助種目です。
目的に応じて使い分けてみてください!

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