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血管の収縮に関連するACE遺伝子は持久系スポーツに関係あり?

この記事では遺伝子検査キット ” DNA EXERCISE “で調べられる項目の1つであるACE遺伝子についてまとめています。

ポイント

  1. ACE遺伝子には拡張/バランス/収縮の3タイプがある
  2. 拡張型は登山家に向いている
  3. 収縮型は持久走に向いている

約300種類の遺伝子が分かるものやスポーツに特化したものなど、検査キット同士を比較しています。

筋肉の特性が分かるACTN3遺伝子について基本をまとめています。

目次

血管の収縮に関連するACE遺伝子とは?

ACE遺伝子によって3つのタイプに分類

ACE遺伝子によっては人は3つのタイプに分けられます。

  1. 血管拡張型
  2. 血管拡張/収縮バランス型
  3. 血管収縮型

これらは以下のようにアルファベット表記されることもあります。

拡張型バランス型収縮型
I/I型I/D型D/D型

血管を収縮させる特性が分かる

血管を拡張/収縮と言われるとなんだか難しそうですよね。ちょっと息の吐き方で例えてみます。

  • 瞬間的には強く吐けるけど長くは続かない
  • 強くは吐けないけど長く吐き続けられる

人が息を吐くというのは、血管で言うと酸素や栄養を体に送ることに相当します。そのため以下のように置き換えられます。

  1. 拡張型:長期的に送るのが得意
  2. 収縮型:短期的に送るのが得意

あとから詳しく説明しますが、短期的に送るほうが持久走に向いており、長期的に送るほうが登山に向いています。

おさらい

  • 血管のタイプは拡張/バランス/収縮の3種類
  • 酸素や栄養を瞬間的に送るのが得意か長期的に送るのが得意かが分かる

日本人のACE遺伝子タイプの割合

日本人はバランスタイプと拡張タイプが多い

以下は日本人のACE遺伝子タイプの割合です。収縮タイプが10%程度でかなり小数となっており、残りの拡張タイプとバランスタイプが圧倒的に多いです。

日本人の結果を白人と比べてみると、収縮タイプが少なく、拡張タイプが多いというのが分かりますね。

世界的に見ても拡張タイプが多い国

日本を含むアジア系は世界的に見ても拡張タイプが多いです。以下は拡張タイプの割合を国別に比較したものです。

筋肉の遺伝子タイプも国によってかなり差があったので、地域ごとに特色があるのだと思います。

おさらい

  • 日本人はバランスタイプと拡張タイプが多い
  • 国によってかなりの偏りがある

大学長距離ランナーのACE遺伝子タイプの割合

血管の遺伝子タイプについて2つの結果を紹介します。

  1. 日本の大学レベルの長距離ランナーの血管タイプ
  2. 一流登山家と一流マラソン選手の血管タイプ

長距離走ランナーには収縮タイプが多い

以下は、先ほど紹介した “日本人の平均” と “大学生レベルの長距離ランナーの平均” を比較したものです。長距離ランナーでは収縮タイプがかなり多くなっているのが分かります。

瞬間とはいえ数時間レベル?

収縮タイプは “瞬間的に酸素や栄養を供給するのが得意” ですが、長距離ランナーに多いタイプということが分かりました。

血流をコントロールしている心臓は我々が生きている間ずっと動き続けています。瞬間的とは言っても数十分から数時間レベルと考えたほうがよい のかもしれません。

おさらい

  • 長距離ランナーには収縮型が多い
  • 血管にとっての瞬間なので数時間レベルに相当

一流登山家と一流マラソン選手の血管タイプ

拡張型と収縮型の究極系を紹介します。

拡張型 (II型)収縮型 (DD型)
長期的に送るのが得意瞬間的に送るのが得意
登山家向きマラソン向き
血管タイプの長期タイプと瞬間タイプの違い

一流登山家は拡張型

酸素ボンベなしで7000m級の登山ができた人は拡張タイプばかりだそうです。

標高が高く、酸素が薄くなってしまったなかで、長時間生活するためには長期的に酸素を送るのが得意な血管タイプのほうが有利です。

雪山を登山する人たち

一流マラソン選手は収縮型

フルマラソンで2時間10分を切っている人は瞬間タイプばかりらしいです。短時間で完全燃焼するくらいじゃないと到底出せないレベルのタイムということですね。42.195kmではなく100kmとか200kmになってくると瞬間タイプが減ってくるのかもしれません。

おさらい

  • 一流のマラソン選手は瞬間型
  • 一流の登山家は拡張型

ACE遺伝子の傾向性について調査した論文

遺伝子検査に関する論文を集めて傾向性を調査した研究があります。

この研究では統計的に見ても以下の2点には優位な差があると判断しています。

  • II型は持久系のパフォーマンスが高くなりやすい
  • XX型はパワー系のパフォーマンスが低くなりやすい

統計的にも持久走には収縮型が向いている

25個の論文の結果を総合的に見ても、収縮型は持久系のパフォーマンスが高い傾向にあるという結果となりました。先に紹介した大学生レベルの長距離ランナーの結果と一致していますね。

パワー系には速筋型

XX型は遅筋繊維が優位なタイプです。こちらも別記事でまとめている結果と一致しています。血管の遺伝子タイプだけでなく、筋肉の遺伝子タイプとスポーツの関係をチェックしたい方は以下をご覧ください。

おさらい

  • 統計的に見ても持久走には収縮型が向いている
  • パワー系には速筋型が向いている

まとめ

遺伝子検査キット ” DNA EXERCISE “で調べられる項目の1つであるACE遺伝子についてまとめてみました。

内容の振り返り

  1. ACE遺伝子とは?
  2. 日本人のタイプ別の割合
  3. 長距離ランナーには収縮型が多い
  4. 一流の登山家/マラソン選手のタイプは?
  5. 傾向を調査した論文の結果紹介

重要ポイント

  • 日本人はバランス型と拡張型が多い
  • 長距離ランナーは収縮型が多い
  • 一流の登山家は拡張型が多い

遺伝子検査に興味が出てきた方は、検査キットの比較記事をぜひチェックしてみてください!

自分の適性が分かるとトレーニングがもっと楽しくなるかもしれません!

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この記事を書いた人

筋トレ歴6年 / BIG3の合計は445kgです。2022年はTotal 500kgを目指して日々、トレーニングに励んでいます。

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