空気清浄機を買う #2 各社の製品の特長を比較する その1

家電

はじめに

あくまでもホームページを見たうえでの印象となりますので、実際の使用感等のレビューではございませんのでご了承ください。

全体的な印象

ダイキン

業界初の深紫外線LEDと独自技術のストリーマを強調しており、ウイルス・菌への対策に重きを置いているように感じられる。TOPページに技術の紹介を載せており、本体は非常にシンプルなデザインである。ブランド力やデザイン性での勝負を避けた堅実な紹介に思える。

Panasonic

花粉やハウスダストの抑制を強調している。スマホとの連携 および エアコンとの連携のページがあり、Iotへの意識を感じる。また、木目調の素材を採用するなどインテリアとしてのスタイリッシュなデザイン性を追求しているように思える。個性的なデザインのダイソンや丸みの帯びたSHARPとの差別化か。

SHARP

プラズマクラスターという言葉そのものや受賞歴を強調している。プラズマクラスターシューティングなるゲームも存在し、ネームバリューとしてはさすがというべきか。トイレ用、車用、食卓用などシーンに合わせた作り分けを行っており、売れているからこそ会社としても開発に注力できていることが伺える。

Dyson

除去率の高さホルムアルデヒドへの対応を強調している。前者については掃除機で植え付けた吸引力の印象を助長する狙いか。後者については本社が英国であることもあり、欧州のREACH規制への対応をアピールするものとなっている。技術の紹介をするページでも視覚に訴える情報が多く文字が目に入ってこない。なんとなくダイソンは高性能ですごそうだと思ってしまう。

共通する部分

多層のフィルター

前回紹介した集塵に相当する。比較的大きなものを捉えるプレフィルター、PM2.5などのより細かい物質を捉えるHEPAフィルター、臭い物質などを捉える脱臭フィルターとなっているのが主である。

HEPAフィルター

High Efficiency Particulate Air Filterの略である。「定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と規定されている。網目が細かいのはもちろんだが、静電気によって吸着させて通さないという役割も持っている。

脱臭フィルター

活性炭が脱臭するというのはよく聞く話だ。これらに関しては電気的に引き合うなどではなく、単純な物理吸着となる。物質は空気上に存在し全体が周囲に触れあっているよりも、吸着している状態のほうがエネルギー的に安定しているためである。

光 か 電気

光 (紫外線)

ダイキンとDysonは内部に紫外線LEDを採用している。光が持つエネルギーによって微生物の殺菌・不活性あるいは有機物の分解をしている。ただし、人体には有害なため、あくまでも空気清浄機内部での使用である。

電気

Panasonicのナノイーやプラズマクラスターに共通する部分である。ホームページ上では “イオン” や “OHラジカル”などが発生すると説明されているが、オゾンも発生する。

この点に関しては賛否両論があり、オゾンがメインで効いているが、イメージが悪いのでイオンを押し出しているという主張もある。

当然の話なのだが、企業の主張する効果というのはある決められた条件の中でポジティブな効果があるという意味であり、実生活のなかで抗菌, 消臭にどこまでの効果があり、我々人間がどこまで効果を感じるかというのは別の話である。

また、オゾンに関しては殺菌目的で多くの場所で使われているものであるし、プールの水に塩素が入っているからと言って文句を言う人もほぼいないであろう。危険というのもまた、単純には比較できないわけであって、極端な話、アレルギーに困っている人が微量のオゾンによって救われたとすると、アレルギー物質を抑える効果のほうが、人体に与える悪影響を上回っていて結果的に有益であるとも言える。プラシーボ効果などもあるため、騙されたと思うようなタイプの人にはオススメできない。集塵のみを謳う製品を買うべきだろう。

まとめ

結局は各社同じようなことをしているのだが、企業イメージや特許戦略等のなかで自分たちの強みを押し出しながらビジネスをやっていた。

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